【4】忍者と言える自信は?
前記事でもお伝えした通り、劇団に所属したからと言ってそれだけで、食べていけるとは言えません。
私は建築の仕事をしながら続けていました。
仕事場にはわがままを沢山聞いてもらってお休みをもらったり、出演舞台を観に来てくれたりと理解ある事務所でした。
一人暮らしをする為に、引っ越しを理由に仕事を辞めました。仕事場やバイト先の理解は必要不可欠になってきます。
バイトをするなら
私はバイト面接の時に必ず自信を持って「役者をしています」と言います。夢見がちな奴と思われますが、それでもやりたい事なのであくまでも優先順位は俳優業だと心の中に決めております。
大体のバイト先の方は面白がってくれます。
初めからハッキリ言えば急に休む時の対処法など教えてくれます。
たまに舞台を観に来てくれます。
ここでお客さん、ファンを増やせるのです。
バイトをする事で
バイトする事を負け組のように言われがちですが、私はそう思いません。
バイトで人間関係を勉強したり、色んな人物がいるので自分の引き出しが増えます。
仕事の内容によってはお金を払って利用するものをお金を貰いながら無料で利用出来たりもします。
仕事をすることによって知識が増えます。
人生経験が増えるので私は単発バイトなども行きました。
本当に色んな職業を経験しましたが、どこに行っても役者という職業は話題にしやすくて仲良くなれます。
私は特に役者、尚且つ忍者とハッキリ言うので興味を持ってもらいやすかったです。
忍者だ、俳優だと言える自信
俳優も忍者も、職業として資格はありません。
なので有名人でない限り、言ってしまえば皆自称な訳です。
それをどれ程自信を持って言うかという事です。
私が自信を持って忍者と言える理由
忍者として沢山の舞台に出演したこと
ファンがいる事
女性で男として忍者に立つ人が少ないという事
忍者が好きで知識を持っている事
作る側にもなれる事
宣言は責任を意味する
やはり舞台の数をこなせば嫌でも自信はつきます。あとは他人に言うか言わないかの事です。
宣言すれば逃げれないので、自分の発言に責任を持てます。逃げたくなった時の足止めかもしれません。
現場の数が多ければ多いほど自信がつきますし、本当にやりたい事が見えてきます。
もしかしたら忍者じゃない人物に興味を持つかもしれません。
その時は自分の気持ちに正直になって、忍者じゃない道を選ぶのも役者人生を伸ばす大事な選択だと思います。
次は「どんな現場があるの?」です。